SPY×FAMILY 第21話 感想|夜帷(とばり)の登場と“はじめての嫉妬”がもたらす笑いと波乱の展開

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『SPY×FAMILY』第21話は、「〈夜帷(とばり)〉」と「はじめての嫉妬」の2本立て。

スパイ任務の新たな協力者・フィオナ(夜帷)の登場と、ボンドが引き起こす可愛い嫉妬騒動が描かれ、シリアスとコメディ、感動と癒しが絶妙に交差するエピソードとなりました。

ロイド、ヨル、フィオナの微妙な三角関係、アーニャとボンドの可愛らしい日常。様々な立場の“嫉妬”が描かれることで、SPY×FAMILYらしい家族ドラマの新たな側面が浮き彫りになります。

この記事では、それぞれのパートの見どころと、フォージャー家がまた一歩“本物の家族”に近づく様子を詳しく解説します。

TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 1&Season 2ダイジェストPV
この記事を読むとわかること

  • 新キャラ「夜帷(フィオナ)」の正体とロイドへの秘めた想い
  • フィオナとヨルの静かな火花とヨルの葛藤
  • ボンドが見せた嫉妬心と可愛い騒動の全貌
  • ロイドの優しさとフォージャー家の絆の深まり
  • SPY×FAMILY第21話の笑いと感動が同居する魅力

〈夜帷(とばり)〉|新たなスパイ・フィオナ登場!ロイドとの関係とは?

第21話前半「〈夜帷(とばり)〉」では、新たなスパイ・フィオナ(コードネーム夜帷)が登場しました。

フィオナはロイド=トワイライトの直属の後輩スパイであり、彼に対して並々ならぬ尊敬、そして秘めた恋心を抱いています。

そんな彼女が今回、別ミッションのためにロイドと接触。しかも、ストリクス作戦(オペレーション梟)の妻役=ヨルを排除して、自分が正式なパートナーになりたいという野心まで抱いているという、ただの「協力者」では済まない危うさを秘めた存在です。

フィオナの正体と任務への強すぎる想い

フィオナは一見クールで感情を表に出さない完璧なスパイ。しかし、内心ではロイドへの想いを必死に押し隠しています。

「黄昏(トワイライト)にふさわしいパートナーは私」というプライドと、「プライベートでも彼の妻になりたい」という乙女心が交錯し、静かに闘志を燃やす様子が非常に印象的でした。

フィオナとヨルの女の戦い!?静かなる火花が散る

フォージャー家を訪れたフィオナは、ヨルと初対面。

表面上は穏やかに交流するものの、互いに相手を警戒し観察しあう緊張感が漂います。

特にフィオナは、「ヨルがストリクス作戦にとってリスクだ」と冷酷に判断しつつも、自らの恋心もあってヨルを激しくライバル視

一方、ヨルはフィオナの隠しきれないロイドへの想いを、無自覚に感じ取り、不安を抱き始めます。

ヨルの母としての自信と葛藤|フィオナの言葉が突き刺さる

フィオナとのやり取りの中で、ヨルは自らの「妻」「母」としての未熟さを痛感させられます。

フィオナの巧妙な問いかけにより、自分がロイドやアーニャの期待に応えられていないのではないか、と不安が増していきます。

自分に自信が持てないヨルの本音

ヨルはこれまで、殺し屋としての腕前には絶対の自信がありました。しかし、家事・育児に関しては不得手である自覚があり、それがフィオナの言葉によってより一層浮き彫りになります。

「ロイドに迷惑をかけているのでは…」「アーニャにとっていい母親ではないのでは…」──そんな葛藤に苦しむヨルの姿が切なく描かれました。

ロイドの優しい言葉がヨルを救う感動のシーン

そんなヨルに、ロイドは何気ない一言で救いの手を差し伸べます。

「もう十分に頑張っている」「アーニャは満足している」。

ロイドのこの温かい言葉は、ヨルの心に優しく染み渡り、視聴者にも強い感動をもたらしました。

フィオナの嫉妬と本音|トワイライトに抱く特別な感情

プロフェッショナルであるはずのフィオナが、感情を抑えきれずに嫉妬を燃やしてしまう──。

これまでクールだった彼女が、一人の女性として不器用な感情に苦しむ姿が、とても人間味あふれるものとして描かれました。

プロのスパイでありながら隠しきれない恋心

ミッション優先のスパイとしてあるまじき「個人的感情」。

フィオナはその自覚がありながらも、ロイドへの想いを抑えきれず、心の中ではヨルへの敵意すら芽生えていきます。

この葛藤が、フィオナというキャラクターを単なる“邪魔者”ではない、共感できる存在へと引き上げていました。

雨の別れ際に見せた切なすぎる素顔

ミッションの話を終え、雨の中でロイドと別れるフィオナ。

その横顔は、プロ意識に徹しようとしながらも、愛しい人への想いを隠しきれない、切なさに満ちたものでした。

SPY×FAMILYらしく、シリアスとコメディの狭間に存在する“静かな感情”が、美しく描かれた瞬間でした。

はじめての嫉妬|ボンドが巻き起こす可愛すぎる騒動

後半エピソード「はじめての嫉妬」は、ボンドが主役の微笑ましい騒動!

アーニャの大切なぬいぐるみ(ペンギン)をめぐる、犬ならではの可愛らしい嫉妬心が描かれました。

お気に入りのぬいぐるみに嫉妬!?ボンドの不器用な愛情

アーニャがペンギンのぬいぐるみを可愛がるあまり、ボンドは嫉妬心を爆発。

大切なペンギンをガジガジ噛んでしまい、アーニャにバレてしまいます。

怒ったアーニャに「ボンドなんて大嫌い!」と言われ、ショックでしょんぼりするボンド。

その姿が、あまりにも可愛くて、切なくて、思わず抱きしめたくなるほどでした。

壊れたぬいぐるみとアーニャの涙に胸がギュッとする

壊れてしまったペンギンを見て泣き出すアーニャ。

ロイドが縫い直してくれるものの、ぬいぐるみは見るも無惨な姿に。

それでも、「これは戦士の勲章だ」とロイドに言われたアーニャは、ペンギンを誇りに思い直し、ボンドとも仲直りするのでした。

フォージャー家の絆が深まる瞬間|笑いと感動が同居するラスト

ボンドが持ってきたピーナッツをきっかけに、アーニャはボンドと仲直り。

「ごめんね」「大好きだよ」と、素直に伝え合うアーニャとボンドの姿に、家族の温かさが滲み出ます。

ボンドとアーニャの仲直りシーンにほっこり

ボンドはボロボロになったペンギンと、謝罪のピーナッツを咥えてアーニャに近づきます。

その一途な健気さに、アーニャも素直に笑顔を見せ、絆が深まったことを実感させてくれました。

「戦士の勲章」──ロイドの父親らしい優しさに感動

ロイドの「戦士の勲章」という言葉は、ただのフォローではなく、アーニャの気持ちを汲み取った本物の優しさでした。

家族として、少しずつ、でも確実に成長しているフォージャー家。

第21話は、その温かい絆を存分に感じられる素晴らしい回だったと言えるでしょう。

SPY×FAMILY第21話 感想まとめ|新たな火種と家族の絆が描かれたエモーショナルな回

新キャラ夜帷(フィオナ)による静かな波乱、そしてアーニャとボンドの微笑ましい仲直り──。

笑いと感動、緊張感と癒しが見事に同居した、SPY×FAMILYらしさ満載の回でした!

この記事のまとめ

  • フィオナの登場が物語に新たな波を生み出した
  • ヨルの自信のなさとロイドの優しさが感動を生んだ
  • ボンドの嫉妬とアーニャの仲直りが癒しを届けた
  • フォージャー家がさらに“本当の家族”へと近づいた
  • 笑いと感動が詰まったシリーズ屈指の名エピソードだった

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